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【実体験】初めて出会った”〇〇”を持ち歩くメンヘラ女|背筋が凍る

2023年9月20日

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メンヘラ沼男

メンヘラ女になぜか好かれる25歳男|4人の元カノが全員メンヘラ|メンヘラ友達は100人以上|メンヘラコミュニティを7つ運営|これまでの経験から独自のメンヘラ学を研究|メンヘラ関係で悩む人をなくすのが夢

あれは、彼女と付き合って、3回目くらいのデートだったか。

座敷の小さい個室。

梅酒が有名な居酒屋で夕食を食べていた。


居酒屋の個室で梅酒




僕は梅酒を5杯くらい飲んで、いい気持ちになってきたくらいのこと。

彼女が自分のリュックから、髪を結ぶゴムを取り出そうとした時だった。


スッと、リュックから何かが落ちた。


彼女のリュック



彼女は急いで、「その何か」をリュックに戻した。

メンヘラ女
みた?



彼女の急いでいる様子から、僕は「見てはいけないものだ」と瞬時に思い、すぐ目を逸らした。

なにが?
メンヘラ沼男
メンヘラ女
いや、なんでもない



その時、僕は「その何か」がはっきりわからなかった。

が、彼女のあの焦り方を見て、僕にバレたくないものだということは察知できた。



バレたくないもの。

バレたら、嫌われるもの。

一般的に持っていたらダメなもの。

普通の人は持っていないもの。



一瞬だけだったが、「その何か」の色と形は脳裏に焼き付いていたため、その記憶を頼りに何か探った。



ピンクと銀色の何か



細長いもの。

ピンクと銀色。

銀色が光っている。





そして、「あるもの」が1つ思い浮かんだ。

その「あるもの」はなにか、僕は信じることができなくて、他の候補を探してみたものの、しっくりくるものがなかった。

僕は信じたくはなかった。

もし、その「あるもの」であった場合、受け入れられる自信がなかったから。





その日は、「あるもの」には触れずに解散。







そして、その話題には触れず、1週間の月日がたった。






彼女が僕の部屋に来た時のこと。

「課題をやらないといけない」と、彼女がリュックから参考書を取り出そうとした時だった。

彼女のリュック



なんとなく目をやったリュックの中から、1週間前に見た「あれ」が見えてしまった。

そこで、疑惑から確信に変わった。




「剃刀だ」






完全に剃刀だった。




剃刀=リストカット。

瞬時にイメージできた。






ゾッとした。



好きな人だったけど、怖かった。



信じたくない事実に、頭が働かない。



それから、彼女が課題をやっている最中、僕は剃刀のことしか考えられなかった。






ふと、思った。

(ということは、手首に傷があるかも。。。)
メンヘラ沼男



今まで手首をじっくりみることもなかったため、気づいていなかった?



彼女の手首



恐る恐る、彼女の手首を見ると、


傷は何もなかった。


(あれ??ない)
メンヘラ沼男
(僕の勘違いか?)
メンヘラ沼男





まだ白か黒か、どっちかわからない。

直接聞いて、もし白だった場合を考えると、直接はさすがに聞けなかった。

どっちか気になって仕方がない。



(人によっては、手首以外にも傷つける箇所が違うのか?)
メンヘラ沼男
(剃刀を別の使い方をしているのか?)
メンヘラ沼男



など、いろいろ考えた。


考えて、彼女との会話にも身が入らない。

何を話していたのかも、よく覚えていない。




「もしリスカしていたら。。」と考えると、不安で不安でしょうがない。



(リスカしていたとしても、このまま付き合うのか?)
メンヘラ沼男




かなり揺れていた。

呆然としている僕に、彼女は

メンヘラ女
どうしたの?
いや、なんでもないよ
メンヘラ沼男

メンヘラ女
そう

メンヘラ女
ちょっと、これわかる?

どれ?
メンヘラ沼男



課題がわからなかったみたいで、僕は彼女の隣に座った。

教えている最中も、頭には剃刀がある。


そして、ふと、参考書を持っていた彼女の左腕を見ると、

(んっ?)
メンヘラ沼男



何か違和感があった。



何かおかしい。



手首の色が違う?

何かを貼っているような。




わかりづらいけど、よく見ると手首に肌色の何かを貼っていた。

確実に「手首の傷を隠している」ということがわかった。



(もう完全に黒だ。)
メンヘラ沼男




僕は、これ以上放っておくことができなくなり、言ってしまった。

これ、何?
メンヘラ沼男
メンヘラ女
・・・




無音の時間。


メンヘラ女
どれ?
手首。何か貼ってる?
メンヘラ沼男
メンヘラ女
・・・

メンヘラ女
ちょっと、この前怪我しちゃって。絆創膏貼ってる

メンヘラ女
今って、わかりづらい絆創膏があるの、知ってた?〜〜〜




絆創膏の話にすり替えようとしたんだと思う。

ただ、かなり動揺していたので、それがウソだということは、僕でもわかった。




もうここまで来たんだから、言うしかないと思い、真剣な顔で

嫌いにならないから、ほんとのことを言ってほしい
メンヘラ沼男
メンヘラ女
・・・



彼女は黙り、一言。

メンヘラ女
ごめん




急に泣き出してしまった。

号泣。

人ってこんなに泣くのかってくらい。




泣いてしまう彼女

僕も泣くとは思っていなかったため、かなり動揺した。

「大丈夫?」と声をかけながら、泣き止むまでずっと慰めていた。

10分くらいで泣き止んでくれ、彼女は口を開いた。

メンヘラ女
・・・実は、たまに衝動に駆られることがあって
なんの衝動?
メンヘラ沼男
メンヘラ女
自分を傷つけたくなる衝動
だから手首に傷をつけてるの?
メンヘラ沼男



彼女は首を縦に振った。


彼女はもちろん、僕もこの時はかなり動揺していたため、何を言えばいいのかわからず、言葉に詰まった。

前の彼女もメンヘラだったけど、リスカする人は初めてだったから。




沈黙が流れ、その間、僕は頭をフル回転させた。

そして、

わかった。僕は〇〇(名前)のこと、嫌いにならないから、これからは嘘はつかないって約束して。
メンヘラ沼男

正直に話してくれれば、相談にも乗るから。
メンヘラ沼男



彼女は何回も頷き、また泣き出してしまった。






その日は、僕は衝撃の事実を知って、頭がぐちゃぐちゃだし、彼女もずっと泣いていて話せる状態でもないため、一旦彼女を家まで送り届け、別れた。





この時はまだ、これが僕の地獄の始まりであることは知る由もなかった。



精神的に病んで寝込む。


ストレスで髪の毛がボロボロ落ちてくる。


自傷行為を無理やりやらされそうになる。


本気で◯されそうになる。




助けを求める僕


今でも「あの時、すぐ別れていたら、僕の大学生活も変わっていたんだろうな」と思い返す時がある。


後悔しても、もう戻ってこない。


※このお話は、僕の実体験です。ただ、記憶が曖昧な部分もあるため、言葉の言い回しが異なっている部分もあります。

※「続きが気になる!」という方は、こちらにご連絡ください。気になる人が多ければ、続きを書こうと思います。

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