なぜメンヘラ女子は部屋が汚いのか？掃除するための方法も解説

部屋をキレイにしたいけど、掃除ができないメンヘラ女子は非常に多くいます。

これには、訳があります。

今回は、メンヘラ女子が部屋を掃除できない理由から、掃除するために意識すべきことを解説していきます。

部屋が汚くて困っている人は必見です。

メンヘラ女子はどのように生きているのか

メンヘラ女子は、他人のために生きています。他人の視線や評価を過度に気にします。

「こんなことを言ったら、変な印象を持たれるかも」

「これをやってみたら、誰かに褒められるかも」

何かをするたびに、自分の頭の中には他人の存在があり、他人の気をひいて好かれるために、メンヘラ女子は生きているのです。

メンヘラ女子は、自己承認を満たすことが生活の中心であり、他人のことしか考えていない状態です。

自己承認のために他人を気にし続ける結果、現実と向き合うことができません。

自己承認に囚われて生きることは、他人の都合に合わせて生きることでもあります。

他人から褒められ、嫌われないために自分自身を犠牲にし、他人の心の中に入り込んでしまおうとしているのです。

しかし、他人の心や精神といったものは私たちの目に見えず、実際には存在しません。

メンヘラ女子は、心や精神が存在するかのように感じて生きています。

そして、その架空の世界に従わなければならないと信じています。

そのため、その妄想の中でずっと生き続けているのです。

メンヘラ女子が部屋の片付けができない理由

メンヘラ女子は他人の評価に囚われており、自分の行動が常に「他人はどう思うか」に基づいています。

そのため、メンヘラ女子の関心は主に自分の身の回りや物理的なものに向けられています。

自分の部屋、服装、さまざまな物品など、現実世界のものにはほとんど興味を持っていません。

その理由は、他人がそれに関心を持たない限り、誰も褒めたりしないと考えているためです。

他人の目を気にしない何かに興味を持つことは、メンヘラ女子にとって無意味なのです。

実際、何か良いと思ったりすると、他人がその評価をするかどうかを無意識に考え、常に他人のフィルターを通して感情を制御しようとします。

そのため、他人のフィルターを通さない現実、例えば「自分の部屋の片付け」といった身近なことには興味を持つことができません。

他人の存在が介在しない限り、自分の感情や行動をコントロールできないため、他人からの指示がない限り、自分の部屋がどれだけ汚くても気にしないでしょう。

メンヘラ女子の部屋をキレイにする方法

解決するためには、自己承認の必要性を捨てなければなりません。

自己承認がなくなれば、自分の身の回りのことに対して自発的に関心を持つようになる上、他人の指示や評価に左右されず、自分の意志で行動することが当然のようになります。

人生の目的は、他人の期待を満たすことから、自分が自分のために選んだことで生きることに変わり、他人の介入が不要になります。

「部屋を掃除する決断をしたら、掃除する」

この小さな変化が、後に大きな変化をもたらします。

何かを学ぼうと思ったら、すぐ学び始める。

新しいことを始めようと思ったら、すぐ始める。

そうすると、他人の評価や期待を気にせず、自分の思い立った瞬間に行動できるようになります。

その後、これまでとは比べ物にならないほど、自分の身の周りのことに関心を持つようになるでしょう。

メンヘラ女子の部屋に関する質問コーナー

質問1. なぜメンヘラは汚部屋の人が多い？

メンヘラの人が部屋を汚くしてしまう原因は、精神状態と深い関係があります。

メンヘラの人は、極度の不安や精神的疲労の影響で、片付ける気力を失ってしまうのです。

汚部屋になる原因として、詳しくは下記の4つに分類できます。

（1）エネルギーの欠如

精神的な疲労感が強く、日常的な掃除に取り組む力が湧きません。

（2）無気力・無関心

生活への興味を失い、周りの環境がどうなっているか気にならなくなります。

（3）感情の不安定さ

心の中の混乱や不安定さが、物の散乱として表れます。

（4）見捨てられる不安

誰かに助けてもらいたい潜在的な気持ちが、片付けられない状態を維持する動機になることもあります。

質問2. 部屋が汚いのは自傷行為の一種って、本当？

部屋が汚いことは、間接的には自傷行為とも言えます。

自傷行為は、自己嫌悪やストレス解消の手段として行われるのですが、

部屋を汚く保つことも同様に、自己否定を反映している場合があるのです。

具体例として、下記のような思考の結果、部屋が汚くなります。

（1）放置する自傷

「どうせ私なんて…」と自分に無頓着になる結果、部屋の快適さを犠牲にしてしまいます。

（2）破壊的な行動

イライラしたとき感情を爆発させ、 物を投げたり壊したりする結果、部屋が散らかります。

注意点

精神的な問題ではなく、ただ片付けが苦手な性格の場合もあります。

その人がどちらなのか、混同しないことが重要です。

質問3. 『一般の人が想像するメンヘラの部屋』と『実際のメンヘラの部屋』、どれくらい違う？

メンヘラの部屋の一般的なイメージは、インパクトのある装飾で幻想的な部屋が思い浮かびがちですが、

実際は、洗濯物やゴミで散らかっている汚い部屋が多いです。

見た目はきれいになっていても、クローゼットや机の引き出しには物が詰め込まれていることも多々あります。

メンヘラ部屋の一般的なイメージ

実際のメンヘラ部屋

→心の混乱が物の乱雑さとして反映されています。

→好きなものに囲まれて、心の安定を図っています。

→自分に対する興味や気力の欠如している場合もあります。

質問4. 部屋をキレイにすると、メンヘラも治る？

部屋を片付けることで、メンヘラの根本的な治療にはなりませんが、一時的に気分が良くなることはあります。

環境の整理は心の整理にもつながるため、メンタルにポジティブな影響を与えるのです。

部屋がキレイになることで得られる効果としては、下記の3つになります。

（1）自己肯定感の向上

部屋を片付けたことで、「自分で何かをやり遂げた」という自信が得られます。

（2）精神的な安心感

散らかった部屋にいると、心の混乱にもつながりやすくなりますが、きれいに整理された空間は安心感を生みます。

（3）行動のリセット

部屋が整理されることで、思考もリセットされ、行動の改善に一歩近づきます。

ただし、片付け自体が重荷に感じられる場合は、無理に片付けを頑張るのは逆効果です。

「部屋の汚さは心の汚さ」

自分の意志をキレイにすることで、自分の身の回りには自分自身でできることがたくさんあることに気付かされます。

自分を自分のために生きることに切り替えることで、部屋の状態も変わります。

「部屋の汚さは心の汚さ」という言葉通り、自分の心を整えることから始めると、身の回りのことにも積極的に取り組むようになります。

他人の評価を気にすることから解放され、自分自身を満たすことができます。

掃除することが楽しく、気持ちがいいから掃除をする。自分のやりたいことをやることが、人生を面白くするのです。

人生の最高のスパイスは「自分の経験」。他人の評価を気にせず、自分のやりたいことを追求することが、純粋で充実した人生を送る秘訣です。

自分の人生を純粋かつ充実させるために、自分の心の中から変えるべきだということです。